二級建築士試験は、学歴(建築系)、実務経験(7年以上)もしくは両方での条件を満たしていれば受験することができます。

私自身は、以前勤めていた会社での実務(現場管理)経験7年以上で受験しました。学科試験の前に実務経歴書を提出して、内容についてのヒアリングも受けて、合格いたしました。

実務経歴書
👷法律が変わって再提出を求められました

試験に合格しただけでは二級建築士とはならないので、合格が消えることはないのですが、必要な時に備えて免許の申請をすることにしました。

証明写真をピクチャんというアプリを使ってコンビニで印刷して、申請手数料24,400円(高い・・・)も納めて申請したのですが、建築士会の方からご連絡があり、法律が変わって再度、実務経歴書が必要とのこと・・・。

以前提出したものとは別に?とは思いましたが、記載内容も覚えていなく、必要になるとは思わないで破棄してしまっていましたので、何とかならないものなのかと相談しましたが、そこは事務的なご回答しかいただけません。

前回と内容が異なっていても問題ないということでしたので、また記憶を頼りに作成することにしました。

さらに代表者の自筆証明も必要と言われましたが、既に退職した会社ですし、当時いた部署もないということで、そこは理由書を添付すればよいとのことでした。

👷提出できない方が続出?

知らないところで法律が変わって、必要と思っていなかった書類の提出を求められるのですから、当然提出できない方もいるかと思います。

実際、建築士会さんのほうでも困っているという本音も聞きました。最終判断は県の審査によるとのことですので、建築士会としても必要な書類を事務的に依頼するしかないですよね。

例えば実務経験を積んだ会社が既に倒産している場合などは、資料もないでしょうし、証明する代表者もいないはずです。当然、実務経歴も記憶の範囲でしか記載することができませんので、そんな場合も理由書を付けて提出することになったようです。

実務経歴書の宛先は国土交通大臣になってますので、そんな曖昧でよいのかなと思いながら、私も記憶を辿ったり以前勤めていた会社の部下の協力を得ながら作成して提出させていただきました。

ふと、以前に虚偽の内容で社員に資格受験させた会社が業務停止処分を受けたことがありましたが、そんなことも思いながら作成いたしました。

どうか無事に免許登録ができますように。