建売住宅は自由設計の注文住宅とは異なり、オプションや追加工事がないのが基本です。販売会社によっては、カーテンレールや照明がオプションになっている場合もありますが、多くの場合はそのままの状態にカーテンを付けてお持ちの家具家電を運び込めば、生活がスタートできます。

キッチン収納のカップボード

とは言え、せっかくの新居ですから家具や家電を新調する方も多くいます。最近の住宅ローンは、そういった生活に直結する家具や家電の費用であれば住宅ローンに組み込める商品も用意されていますので、尚更購買意欲は高まることでしょう。

建売住宅を購入されるお客様の中で時々ご希望されるのが、キッチン回りの収納家具です。いわゆる食器棚ですが、元々はティーカップを収納する場所としての棚があっただけなので、カップとボードということで業界内では「カップボード」と言ったりもします。最近の収納はかなり充実していて、ゴミ箱が収納出来たり、炊飯器の蒸気を排出するタイプのものがあったりもします。

機能性は勿論のこと、せっかくの新築なのでということで、扉のデザインもキッチンのパネルに合わせておしゃれに仕上げたいというご要望にも応えられます。価格は20~30万円ほどと大型店で購入するよりは少し高いですが、満足度が上回る方が多いように思います。

その他は、室内干し用の金物やワイヤー設置のご希望であったり、屋外との段差を解消するための収納付きのステップや、ウッドデッキテラスなども時々ご注文をいただいたりします。商品はネットで購入して設置だけ依頼する方も多いですが、よほどの工事にならなければ設置費はいただかないことが多いです。

なるべくは今まで利用していた物をお使いいただくのがよいかとは・・・とお話はさせていただきますが、気分も高揚していますし、このタイミングでないと機会がないだろうということで新調されるのであれば、毎度弊社も一緒に盛り上がってご協力させていただきます。