不動産の購入を検討する場合、状況によっては即断される方もいますが、大きなお買い物ですので多くの場合は申込や予約という手続きを行います。その期間については特に決まりはございませんがどのくらいの期間が適当なのでしょうか。

H.I.C不動産の買付申込書

申込や予約は原則口頭での約束でも成立いたします。ただ大きな金額を口約束だけで済ませるのはいささか不安ですので、通常は申込書等の書類を購入検討者から売主に提出することにより意思表示をいたします。売る側も書面で意思表示される方が誠意を感じるものです。

検討する方からすれば他に流れる心配が軽減されてじっくり検討することができますし、売る側も金額が確定することによりその後の計画が立てやすくなり、双方にとってメリットはあります。基本的に売る側からキャンセルすることはございませんが、ごく稀に金額を上乗せして申込が入るケースはあります。

申込や予約は法的な拘束力がございませんので、高い方に売る行為は特に咎められることではございませんが、そこは順番を守ってもらいたいものですね。逆に申込側からのキャンセルはよくあることです。他に良い物件があったなど理由は色々ありますが、売る側としても拘束できるものでもございませんので受け入れざるを得ません。

このような互いに不安定な状況をいつまでも続けるわけにはまいりませんので、通常は予約期間というものを設けます。通常は2~3週間といったところでしょうか。その間は買主側でローンの検討や建築会社の検討等を行います。

申込や予約から1週間後には売買契約を提案される会社もございますが、さすがに1週間では金策は難しく、そのようなケースが求められる場合には申込前に予め金融機関のローン仮審査を受けるようお伝えしております。その間に他から申込が入る場合もございますが、それはそれでご縁がなかったということなのでしょう。

通常は予約期間が終わるとそこから1週間内程度で売買契約を締結するという流れになります。そこで日程調整を躊躇される方に対しては、まだ迷われていたり購入意思が薄いということで一旦申込を白紙撤回することもございます。売る側としては何だか時間を浪費した形にはなりますが違約金等を請求することもできませんので、何もなかったことになります。

不動産の購入は買う側も売る側にとっても大きな出来事です。申込は法的拘束力がないとは言え決して軽い気持ちで提出しないようにしましょう。