家を建てる際には通常、地盤調査を行います。

通常というのは、地盤の影響で家が傾いたりした際の「保証」いわゆる「瑕疵担保保証」を受けるためには、最低、調査は必要なのです。

一般住宅であれば、調査費用は3~5万円といったところです。

松本市の地盤強度マップ

平成12年頃からこの調査が義務化されましたが、建売住宅を建築販売していた当時は必要だか何だかよくわかりませんでした。

地盤が弱いと言われて、強化する工事となると何十万いや百万越えもざらでした。
鉄パイプみたいなものを地中深く埋める、何ていう工事は百万越えてましたね。

必要と言われればやるしかないのですが、建売住宅の場合はそのまま価格に響きましたので、建築コストと比較したら、高級地盤住宅みたいになっていましたね(笑)。

本当に必要だったのかは、失礼ながら今でも疑問です。

今は、二次的な調査をする会社もあって、ある意味ずいぶんと落ち着いたようですが、それでも調査は必要で、強化工事についてもそこそこのコストはかかります。

これから家を建てようと考えている方は、地盤改良のコストも含めて検討しましょう。
お見積り段階で数十万円見ておいて、工事が不要になったら家電でも買いましょ!

ちなみに、川の近くだから地盤が弱いとは限りませんので、あるいは地名に「水」に関係する文字が含まれているからと言って、地盤が弱いとは言い切れませんので、それだけで候補から外すのは得策ではないですね。

立地や環境など優先すべきものは優先して検討してください。

地盤調査をする際は、検討中の建築会社か、あるいは我々不動産会社もお取次ぎしますので是非ご相談ください。