時々、大人と子供が歩くイラストが描かれた標識を見かけますよね。

歩行者専用道路の標識

あらためて標識を見ると、ひと昔前はもう少し奇妙な感じの画で、誘拐犯ではないのかというデマも流れたことがありましたが、親子が仲良く歩いている姿の標識ですね。

🚙 通行するには許可が必要です

工事等で一時的に使う場合もそうですが、家の前が歩行者専用道路になっていて恒常的に車で通行する場合も当然、通行許可が必要となります。

最寄りの警察署に行けば申請書があり、地図、車検証、免許証などの必要書類を提出すれば、自宅への出入りで使用するという明確な理由があるので許可は下りるでしょう。

有効期間は3年なので、引っ越し等なければ更新が必要となります。手数料はかかりませんが、もしも許可なく通行していた場合は確か、減点2点の罰金7,000円が課せられるかと思いますのでご注意を。

30年以上許可なく使用しているなんて話も聞きますが、ひょんなことから取り締まりに合うことがありますので、費用も時間もかかりませんので、申請はしておきましょう。

👥 歩行者専用道路沿いの不動産購入は敬遠するべきか

そんな専用道路に接道している不動産の購入は、要望に見合うのであれば購入してもよいでしょう。

もちろん、狭すぎて車が通れないとか、そもそも建築が許可されないような土地ではダメですが、許可を得て、通行が可能な道路であれば購入してもよいでしょう。

それほど広い道路ではないことが多いですが、生活用道路として機能していれば、車の通行量ももちろん少ないでしょうから、小さなお子様も安心ではないでしょうか。

また、4m幅以上のない道路であれば、建築する際に敷地を後退(セットバック)しなければいけないので、玄関ポーチと駐車スペースを確保するためにもそこは注意したいところですね。