新居を考えた時に、今現在住んでいる形態によっては、新居を購入あるいは建築するタイミングが異なってきます。

具体的には、賃貸で住んでいるのか、所有しているのかによって大きく異なります。

家と空の写真
🏢 賃貸で住んでいる場合には基本いつでもOK

多くの場合が、毎月の月末までに、翌月分の家賃を支払っています。

新居も賃貸物件であれば、新居の契約を済ませておいて、その入居開始日に合わせて、以前に住んでいたところを解約すればOKです。

2重払いにならないように、多少バタバタはしますが、徐々に荷物を運びこんで1ヵ月以内に完了させるようにはしたいですね。

また、新築建売住宅の購入や自由設計で家を新築する場合も、基本的には引渡し(所有権移転日)に合わせて、賃貸借契約解約すればよいのですが、この場合も住宅ローンの支払いと家賃の支払いが重ならないように、ローンの返済開始日をしっかり確認しておいたほうがよいでしょう。

賃貸から引っ越す場合には、新居を賃貸するにしろ購入するにしろ、2重払いにならないように注意したいですね。

ほとんどの賃貸契約が1ヵ月単位での金額設定ですので、こちらの都合で引越しが完了しても、日割りで計算してくれないのが残念ですが、そこは逆に時間を有効に使うしかないですね。

🏠 所有している家に住んでいる場合はローンが問題に

現在住んでいる住宅のローンが残っている状態で新居を検討する場合には、たっぷり現金があれば別ですが、銀行とよく相談する必要が出てきます。

住宅ローンは2重では借りられません。また、住宅を購入するためにフリーローンも利用できません。

ということは先に、今住んでいる家を売却する必要が出てきます。

すでに売却先が決まっていれば良いのですが、そんなにタイミングよくは行きません。かと言って新居もそうタイミング良くは見つかりませんね。

考えられるのは、まずは今の家を売って、しばらくは賃貸なり実家等に間借りして新居を探す方法です。

ただし新居もそうそう希望に近いものがないので、良いなと思う物件に巡り会えたら、まずは不動産会社に相談しましょう。

今の家の売却先を探しながら、退去しないまでも売買契約を結べば、金融機関も新居のローンの相談に乗ってくれます。

一旦借入額が膨らみますが、売却した代金返済に充てて新居のローンのみの支払いとなります。

気になる物件があったらまずは不動産会社に相談ですね。