インターネットで検索して、気になる物件があれば掲載している不動産会社に連絡して、見学の予約をするというのが一般的だと思います。

1つの物件ならまだしも、3~4物件となると小刻みに予約をして、何だかただ見て回るだけになってしまうことにもなりかねません。

SUUMOのH.I.C不動産の画面
💻不動産会社で情報を共有している

インターネットに掲載されている物件の多くは、レインズという不動産会社で情報を共有しているサイトにも掲載されています。そのため、広告は特定の会社がネットなどに掲載はしていても、別の不動産会社にも情報があって見学の対応ができる場合が多いのです。

レインズに掲載されている物件を不動産会社間でやりとりする中で、お客様に紹介が可能かどうか、あるいはポータルサイトやホームページに掲載は可能かなどを相談した結果、別のサイトに同じ物件が掲載されていたり、あるいは同じサイトに同じ物件が掲載されていたりします。

数は少ないですが、売主様の事情があったりして、レインズに掲載されていない物件もあったりしますが、検討している方がいてご紹介できそうな物件であれば、不動産会社間で個別に情報交換したりもします。

不動産会社はハウスメーカーさんとも取引がある会社もあるので、分譲前の土地情報も持っていたりすることもあります。宅地分譲となると、許可や工事期間を経て情報として出るまでには2~3ヵ月はかかるので、情報が出た頃にはいくつかの区画が販売済になっているのはそのためです。

👬1社だけに見学を依頼することもできる

見学したい物件が複数ある場合には、まずは信頼できそうな会社や担当者だけに見学を依頼してみるのもよいかと思います。

案内する側としても、お客様の予定や資金状況などの相談をゆっくりと聞けますし、案内される側としても、次の約束を気にしないで見学もできるので、しっかりと検討できるかと思います。

中には他の会社に案内をさせてくれない会社もあったりしますが、多くは鍵を預けてくれたり現地の鍵BOXの番号を教えてくれますので、どの不動産会社に依頼しても見学は可能です。

実際に私も多い時で1度に5物件ほどご案内したこともあります。ただあまり多いとお互いに疲れも出てきますので、勝手ながら2~3物件がほどよい数かとは思います。

知識もあって信頼できそうな担当者であれば、例えその物件で話が進まなくても、かなり検討が前向きになり、次のステップへと進むことでしょう。

大きなお買い物ですので、物件選びはもちろん、信頼のできる会社や担当者との出会いも重要な要素かと思います。さらに効率的に見学をすることで良いご縁に近づきましょう。