自宅を売却する際に家具家財はどうすればよいか

2024年1月25日

ご自宅などの不動産を売却する際に家具家財がそのままの状態になっているということはよくあることです。売れてから片づければと思っていていざその時が来てよく見ると想像以上にボリュームがあって面倒になったりもするものです。

売却の検討を始めたら少しづつ片づけていければ良いですが、いつ売れるかも分からない中ではなかなか重い腰も上がらず結局放置状態となってしまいがちです。予めその時が来れば費用を払ってでも専門業者に依頼して処分すると決めていればそれはそれで良いかと思います。

自宅などに居住しながら売却することも可能ですが、少なくともお掃除やお片付けをしたりと準備をしないと印象も悪く、大型家具などに隠れて見えない部分があると購入する側もよほど理想的な立地でもない限りご決断に少なからず影響します。

また居住中の生活感のある物件を見学するのは気が引けるものです。何もない空家状態で見学できた方が家具の配置や使い方をその場で実感することもできますので、できる限り家具家財は撤収してキレイにしておいた方がご縁談になる可能性は高くなります。

中には購入者の方で使いたいとのことでいくつかの家具家財を置いたまま売却というケースもありますが、よほど程度の良いものや美術品骨董品レベルのものでもなければ大方は撤去を希望されます。売る側も無償とは言え置いていくのは気が引けるものではないでしょうか。

一戸建ての家具家財の撤去処分を業者に依頼するとなると数十万～場合によっては100万超えということもあります。その費用は通常は売主側の負担となりますので、依頼を検討している場合には予め売却費用として見ておくことが必要です。

ちなみに不動産会社などの業者に売却するということになれば、不要な家具家財などの残置物はそのままにして売却できるケースがほとんどですので、色々と面倒なことを考えたくない方は業者に売却するという方法もご検討されてみてはいかがでしょうか。